区役所の方々からレクチャーを受けてみて率直に感じることです。
ある計画を進めようとする場合、それに対する疑念や不安の声は当然上がります。
実はほとんどの場合、行政はそれに対して対応をとるべく調査や対策を準備しているのですが、それを積極的に発信することが足りません。
合意形成のプロセスを事前に整理して公開し、個々の疑念をどのプロセスで議論し合意するのかを明確にする。
このプロセスの共有が足りないので、生産性の低い不毛なやりとりに陥り、最後は数の力で解決せざるを得なくなるのではないかと考えます。
情報を開示することによって、必ずしも自らの立場が不利になるとは限りません。
情報の非対称性こそがパワーだという考え方は、今やどの世界でも通用しない時代です。 行政の皆様の正当な努力の成果をキチンと提示して広く理解を求めることも政治の役割だと考えています。
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