二番町の日テレ再開発についてどのように考えているのか?
この頃街頭でもこの件についてご質問をいただきます。
この問題に対しての私の立場は、
『再開発計画を一旦白紙に戻した上で合意形成をやり直す』というものです。
この件は一部の住民の皆さんの声を、住民全体の声であるかのように拡大解釈をしたことが問題の発端であり、十分な話し合いを通じた合意形成がなされていないことが最大の課題です。
最初からボタンの掛け違えがあるのですから、いったん白紙に戻して合意形成をやり直した方が、双方にとって納得のいく結果が得られるのではないでしょうか?
賛成、反対に分かれて条件闘争を行っても、時間の経過に対して双方に満足な解決が図られることは考えにくいと思います。
再度合意形成を目指す場合、
事業者側が提示すべきものは
①社会の潮流を背景とした賃貸ビル、高容積、高層化の必然性の説明
②高さのケーススタディー
60m~90mの間の可能な案
(広場の縮小、内部化、低層部の屋上利用などを含む。)
③デザイン、緑化計画の基本計画。
④景観シミュレーション
住民側が検討、提示すべきものは
番町、麴町らしさとは何か。景観、用途、環境、保存すべきものの特徴。
これらを整理した上で再度合意形成を目指すべきだと考えます。
画像出典 「番町の町並みを守る会」日本テレビ通り沿道まちづくり協議会の経緯
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